ツユベラ
学名"コリス"という呼び名がポピュラーな人気のベラ。幼魚のときは写真のようにオレンジに黒で緑取りされた白いスポットが背中に沿って入るが、成長するにつれて体の後半部からブルーの細かなスポットが入るようになる。
原産地 |
西部太平洋 |
飼育難易度 |
容易 |
全 長 |
38cm |
水槽サイズ |
90cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |
ツキベラ
"オーネイト・ラス"の英名をもつ丈夫な種。オレンジを基調とした体に微妙に色合いが異なるストライプが入り、艶やかな美しさをもつ品種だ。本種だけで輸入されることは少なく、他の種類と一緒にミックス・ラスとして輸入されることが多い。
原産地 |
インド洋~西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
10cm |
水槽サイズ |
45cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |
スコット・ラス
色彩変異が多い種で、この仲間としては大型になるため、十分に泳ぎ回れるだけのスペースを空けてやるとよい。乾燥クリルを砕いたものから与えると人工飼料にも餌付きやすい。ハワイ便などで輸入されるが数は少ない。
原産地 |
西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
12cm |
水槽サイズ |
60cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
サンゴ、ソフトコーラル、海藻 |
パステルグリーン・ラス
幼魚では全身が明るいグリーンに染まるベラの仲間で、"グリーン・コリス"とも呼ばれる。この仲間のベラは砂に潜って眠るため、細かめの底砂を5cm以上敷いてやる必要がある。成長するとグレーを基調に体側中央にぼやけた黒斑が浮かぶ。
原産地 |
インド洋~西部太平洋 |
飼育難易度 |
容易 |
全 長 |
22cm |
水槽サイズ |
60cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |
ブルーヘッド・ラス
輝くようなブルーとグリーンを基調とした非常に美しい種。この属のベラとしては唯一、大西洋に分布する。アメリカ便で輸入されてはくるが数はそれほど多くない。飼育には古い汚れた水は禁物で、清浄な海水で飼育する。
原産地 |
太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
15cm |
水槽サイズ |
60cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |
レッドヘッドフェアリー・ラス
ブルーの体にオレンジレッドの頭をもち、背中には赤紫のラインが入る非常に美しいイトヒキベラの仲間。この仲間はサンゴに害を与えず、また落ち着いた飼育環境が適しているため、リーフアクアリウムで飼育されることが多い。
原産地 |
インド洋~西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
12cm |
水槽サイズ |
45cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
サンゴ、ソフトコーラル、海藻 |
ラボックス・ラス
本種は地域によるカラーバリエーションが知られており、どのタイプも美しい色彩をもつ。比較的輸入量は多く、リーフアクアリウムでの飼育が適しているが、小型のエビは食べてしまうので混泳はできない。
原産地 |
フィリピン、インドネシア |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
8cm |
水槽サイズ |
45cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
サンゴ、ソフトコーラル、海藻 |
ホワイトバード・ラス
ピンク色と黄色が特徴的な美しい二セモチノウオの仲間。体側に白いバーが入るためこの名前がつけられている。やや深い場所に生息し、数が少なく採集が難しいため、入荷は少なく高価であるが飼育はそれほど難しくない。
原産地 |
西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
10cm |
水槽サイズ |
45cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
サンゴ、ソフトコーラル、海藻 |
ニセモチノウオ
オレンジとブルーのストライプに、グリーンの尾ビレをもつ美しくかわいらしい姿をした小型のベラ。フィリピンなどから比較的コンスタントに輸入される。餌付けしやすく飼育も容易であるが、同種問ではケンカをすることもあるので要注意。
原産地 |
インド洋~中・西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
7cm |
水槽サイズ |
30cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
同じ仲間の場合けんかすることも |
飼育環境 |
サンゴ、ソフトコーラル、海藻 |
ヒオドシベラ
体の割りに大きなヒレをもつエレガントなキツネベラの仲間。幼魚の時期にはホンソメワケベラのように、他の魚のクリーニングを行なう。キツネベラの仲間は砂に潜らないので、適当なシェルターを作ってやるとよい。
原産地 |
インド洋~西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
20cm |
水槽サイズ |
60cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |
ホンソメワケベラ
他の魚についた寄生虫などを好んで食べるクリーナーフィッシュとして有名な魚。その習性のため大型魚にも捕食されないので、大型魚と混泳させることも可能。人工飼料などもよく食べ飼育も容易。フィリピンなどからコンスタントに輸入される。
原産地 |
インド洋~西部太平洋 |
飼育難易度 |
容易 |
全 長 |
10cm |
水槽サイズ |
45cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |
オビデンスモドキ
幼魚のときは角が生えたような独特の姿から"ドラコン・ラス"の英名をもつ種。驚いたときの素早く砂に潜るため、底砂は細かなものを使用するとよい。人工飼料にはやや餌付きにくく、エビやイサザアミなど活きたエサを好んで食べる。
原産地 |
インド洋~中・西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
25cm |
水槽サイズ |
45cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |
オオモンハゲブダイ
この仲間はよく似た種頬が多く、その中でも本種はポピュラーで入荷も多い。冷凍餌や生餌を好むが、なれれば人工飼料も食べるようになる。枝サンゴなどを堅い歯でかじり取るように食べるため、生きたサンゴとの混泳はできない。
原産地 |
西部太平洋 |
飼育難易度 |
普通 |
全 長 |
30cm |
水槽サイズ |
90cm以上 |
エサ |
人工飼料、生餌、冷凍餌 |
混泳 |
比較的容易 |
飼育環境 |
人工サンゴ、海藻 |