マヤカ

育成条件が合うと二酸化炭素を添加しなくともすぐに水槽一杯に繁茂するが、合わないと葉が白っぽくなって葉が小さくなったり、茎がまがって育ったりと、やや気難しい水草である。上手に育てたいなら二酸化炭素を添加すればよく、失敗が少ない。

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ラージ・マヤカ

マヤカをやや大型にした水草ある。マヤカほど一般的ではないため、やや入手しずらい。育成は本種のほうがやや、やさしく丈夫で、茎が真っすぐに育ってくれるので、レイアウトに使いやすい。

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リシマキア

イエロー・リシマキアの改良の元となった水草だが、やや入手しずらい。葉の色は明るい緑で、レイアウトの中景や後景に植えるのに通している。丈夫な水草であり、広い範囲の水質に適応するが、美しく育てるには二酸化炭素の添加を実行したい。

イエロー・リシマキア

前種の改良品種で、育成はさほど難しくはない。葉の色がとても明るい黄緑なので、レイアウトに植えると、水景に華やかさを増す効果がある。前種より一般的なので、水草に力をいれている熱帯魚ショップなら入手は容易である。

ディディプリス

昔は育成が難しい水草とされていたが、底床添加肥料を使い二酸化炭素を添加して育てれば、比較的容易に上手に育てられる水草である。熱帯魚ショップで売られている水上葉は、かなり貧弱な感じに見えるが、水中葉は見違えるほど美しく豪華に育ってくれる。

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パール・グラス

米粒状の可愛らしい葉をもつ水草なので、十本程度だと貧弱にしか見えない。逆に数十本、数百本の単位で植えれば、その真価を発揮して、水槽内に美しい自然な水景を作り出してくれる。ただし成長が早いので、あまり大量に入手する必要はない。

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ニュー・パールグラス

熱心な水草愛好家によってヨーロッパの熱帯魚ショップより、わが国に持ち込まれた珍しい水草である。前種が三枚輪生なのに対し、本種は二枚輪生であることが唯一の違いだが、他はすべて普通のパール・グラスと同じ条件で育てればよい。

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ラージ・パールグラス

水草愛好家が輸入を待望していた珍しい種類だったが、近年個人的に国内に持ち込まれ、徐々に普及しつつある。育成がやや難しい本種を上手に育てるには、二酸化炭素の添加と水替え、そして水替えごとの適度な液肥による追肥がコツである。

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ヘテランテラ

美しく丈夫な水草で、価格も安いため、水草のビギナーには最適な種類の一つである。本種を上手に育てるには、底床添加肥料を使うことが大切で、底床内に栄養分が少ないと、茎や葉が貧弱となり、みじめな姿となってしまう。

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エイクホルニア・ディバーシフォリア

前種に似ているが、本種は茎が真っすぐに育ち、葉の先端が丸みを帯びているのに対し、前種は茎が斜めに育ちやすく、また葉の先端が尖っていることで見分けられる。本種はアズレアの仲間だが、浮葉を出しにくいので、レイアウトに使いやすい。

エイクホルニア・アズレア

条件がよいと草体の幅が20cmを超えることもあり、大型水槽のセンター・プラントとして絶好の種類。ただしこの魅力的な水中葉は一時的なもので、すぐに浮葉が出てしまう。水面に到達する前に、早めに茎の下部を摘ほど切り捨て、植え直すとよい。

アマニア・グラキリス

赤い水草の中では最も美しく、かつ大型になる有茎の水草。育成条件がよいと葉をピンと伸ばして真っすぐに成長していくが、水質のバランスが崩れると、頭項部が縮れて成長が止まったり、または脇芽を出して見苦しくなってしまう。

イエロー・アマニア

アマニア・グラキリスの色彩変異種で、本種のほうがやや育成は難しい。普通のグラキリスは葉がピンと伸びて育つのに対し、本種は同じ条件で育てていても、葉が波打ったり縮れたりしやすいので多少見苦しく、レイアウトにはやや使いづらい。

アマニア・セネガレンシス

アマニア・グラキリスに似るが、本種のほうが一回り小ぶりで、葉はピンと伸びては育たず、下方へやや反り返って生育する。なお、本種を初めとしてアマニアの仲間は、茎に強い浮力があるので、やや深く底床に植え込むことが大切である。

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