アマゾンソード
分布 | 南米 |
葉長 | 20~30cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
工キノドルスの仲間の中で古くから知られている最もポピュラーな水草の一つ。熱帯魚店で売られている多くは水上で育った葉を付けており、水槽に植えてうまく生長し始めるとこの葉は枯れ小さく柔らかい葉に生え変わる。
エキノドルス・オパクス
分布 | 南米 |
葉長 | 10~20cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
別名キューピー・アマゾンの名がある小型のエキノドルスの仲間。水上葉の葉長は30cm以上になるが、水中での育成は難しく、20cm以上に育つことはまれである。20℃前後の低い水温を好むので、あまり水温が高いと成長が止まってしまうことがある。
エキノドルス・ホレマニィ
分布 | 南米 |
葉長 | 40~50cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
とても人気の高いエキノドルスの仲間。つやのある明るい緑の葉が美しい水草だが、育成はやや難しい。美しく育てるには、底床添加肥料を使用し、二酸化炭素の添加を行った上で、水替えを定期的に行い、十分な濾過能力のあるフィルターを使うことである。
エキノドルス・ホレマニィレッド
分布 | 南米 |
葉長 | 20~50cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
近年西欧の水草ファームより輸入され始めた前種のレッド・タイプである。赤茶色の細長い葉は、独特の雰囲気があり、水草レイアウトに使用すると、かなり目を引くセンター・プラントとなる。大型になるので、水深が45cm以上の水槽が必要である。
エキノドルス・ウルグアイエンシス
分布 | 南米 |
葉長 | 15~30cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
細長い葉をもつ中型のエキノドル耳の仲間西欧(オランダ等)の水草ファームよりポット日に植え付けられた草丈が10~15cmのものが輸出されてくる。大型水槽のレイアウトの中景に6~10株ほど植えれば、自然な印象の茂みを作ることができる。
エキノドルス・"ローズ"
分布 | ヨーロッパで作出 |
葉長 | 20~50cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
幅広の葉をもつエキノドルスの改良品種。本種を初めとしてエキノドルスの仲間は、種間交雑種が比較的容易に作り出せるため、次々に新しい改良品種が作り出されている。茶褐色~赤を基調とした本種の葉の色は、環境によって微妙に変化させる。
エキノドルス・"マーブルクイーン"
分布 | ヨーロッパで作出 |
葉長 | 30~60cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
近年紹介されたエキノドルスの改良品種、丸みを帯びた幅広の葉には、大きな褐色の斑が入り、文字どおり大理石のような模様で美しい。この斑は、照明や肥料分、二酸化炭素などが不足するとかなり薄れ、魅力が半減してしまうことが多い。
エキノドルス・"ルビー"
分布 | ヨーロッパで作出 |
葉長 | 20~50cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
数多いユキノドルスの改良品種の中での最高傑作の一つ。価格は高い。葉全体が濃いワイン色に染まり、新葉は特に鮮やかな発色である。ポット入りで売られているが、根回りのロック・ウールを水中で揉みほぐすようにして除去し、その後、底床に植えるとよい。
クリプトコリネ・ベケッチィ
分布 | アジア |
葉長 | 8~13cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
入手しやすいクリプトコリネの仲間で、独特な深緑色の葉の表面に特有のツヤがある。一般に育成の難しいクリプトコリネの仲間の中では丈夫であり、この仲間の入門用の種としては最適なものの一つである。状態がよければ、ランナーを出して繁殖してゆく。
クリプトコリネ・ぺッチイ
分布 | アジア |
葉長 | 6~10cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
細長い茶色がかった濃い緑の葉をもつクリプトコリネの仲間。比較的育てやすく、育成条件によっては、葉に細かい暗色斑が入る。移植せずにじっくりと育てると、葉を美しいロゼット状に密につけるので、小~中型水槽の中景に植えるとよい。
クリプトコリネ・ウェンドティーグリーン
分布 | アジア |
葉長 | 6~10cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
ポット入りの株が西欧より輸入されてくるクリプトコリネの仲間。明るい緑色の葉が美しく、群生させると東南アジア的な水景となる。ポットに詰められているロックウールは、容器に入れた水の中で揉むようにしてよく取り除いてから底床に植えるようにする。
クリプトコリネ・ウェンドティーブラウン
分布 | アジア |
葉長 | 6~10cm |
水質 | 酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
茶褐色の葉をもつクリプトコリネの仲間で、前種のようにポット入りで輸入されてくることが多い。比較的丈夫な方だが、葉と茎が溶けることがあるので、他のクリプトコリネの仲間同様、環境の急変は避けるように充分注意して育成しなければならない。
クリプトコリネ・アフィニス
分布 | アジア |
葉長 | 10~20cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
細長く茶色がかった緑色の葉をもつクリプトコリネの仲間。葉の表面には特徴的な凹凸を持ち他種と見分けるよい指標となるが、成長とともに凹凸は浅くなってくる。本種は溶けやすいので、定期的に少しずつ(2~3週間に4分の1~3分の1)水替えを行なうとよい。
クリプトコリネ・ポンテデリフォリア
分布 | アジア |
葉長 | 6~18cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
やや長いハート型の丸い葉をもつクリプトコリネの仲間。育成が難しいものが多い丸葉のクリプトコリネの中では、丈夫で育成が易しいので、入門用の種類としてお薦めできる。ただし、葉柄の長い本種は、育成条件がよいと草丈が20~30mにも達することがある。
クリプトコリネ・ブラッシー
分布 | アジア |
葉長 | 6~15cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
やや長い、丸い葉をもつ大型になるクリプトコリネの仲間。本種は比較的丈夫なほうだが、充分に根を張り、葉数がある程度増えるまでは成長はゆるやかなので、じっくりと育てなければならない。底床への底床添加肥料と二酸化炭素の添加はかなり効果的である。
クリプトコリネ・バランサエ
分布 | アジア |
葉長 | 30~80cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
入手しやすいクリプトコリネの仲間。草丈は30~80cmと大きく成長するので、水深が少なくとも45cmはある水槽で育成したい。大型になる本種は、水槽の中央に五、六株ほどまとめ植えすると、かなり見栄えのするセンター・プラントとなる。
クリプトコリネ・コスタータ(アルビダ)
分布 | アジア |
葉長 | 10~20cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
茶褐色または深緑色の細長い葉をもつクリプトコリネの仲間。入手しやすく育成も容易な種類である。この仲間の水草としては葉柄が短いので、レイアウトの中景などに群生させると、美しい茂みが作れる。底床添加肥料を使い、二酸化炭素を添加して育てたい。
クリプトコリネ・レトロスピラリス
分布 | アジア |
葉長 | 20~60cm |
水質 | 中性~弱アルカリ性、弱硬水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
かなり大型になるクリプトコリネの仲間。かなり細長いテープ状の葉をもち、葉緑は細かく波打つ。状態がよいと新葉を次々と出してくるようになり、とても立派な株となるので、90cm水槽以上の大型水槽のレイアウトにポイントとして使用するとよい。
クリプトコリネ・トンキネンシス
分布 | アジア |
葉長 | 10~20cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
葉幅が3~5mmとかなり細長いテープ状の葉をもつクリプトコリネの仲間。育成はやさしく、明るい照明、二酸化炭素と底床添加肥料の添加などでよく育つ。葉が極細であるため、レイアウトには、三~五株ではまるで存在感がないため、少なくとも十株以上は使用したい。
クリプトコリネ・キリアータ
分布 | アジア |
葉長 | 10~30cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性、弱硬水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
細長く明るい緑色の葉をもつクリプトコリネの仲間。珍しく汽水域にも自生しているため、中硬度の水質や塩分濃度の高い水槽でも育成できる。水中葉をあまりつけないので、五、六本の株をまとめ植えするとよい。どちらかというと、テラリウム向きの水草である。
メロンソード・プラント
分布 | アジア |
葉長 | 10~30cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性、弱硬水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
美しく見ごたえのある水草で落ち着くと大きく生長するが、比較的強い光を好む。光の量が少ないと葉が細くなり見栄えが悪くなることがある。本種もエキノドルスの仲間の中ではポピュラーな種だ。
タイガーロータス・レッド
分布 | アフリカ |
葉長 | 20~30cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
二ムファの仲間は熱帯性スイレンの一種で、茎が肥大した球根を持つ。初めは水中に葉を出すが生長すると浮葉を出すようになる。浮葉は弊害もあるので出たら早めに摘み取ってしまう。近縁のタイガーロータス・グリーンもある。
タイ・ニムファ
分布 | 南米 |
葉長 | 20~50cm |
水質 | 弱酸性~中性、弱硬水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
最も一般的なスイレンの仲間。育成は容易で価格も安い。本種を初めとしてスイレンの仲間を育成するコツは一度植えたら決して移植しないことである。根を動かすと、一時的に成長が止まってしまうことが多い。床砂がソイル系だと巨大化することも。浮き葉がでたら、掴み取ってしまいましょう。