ハイグロフィラ・ポリスペルマ
分布 | アジア |
葉長 | 7cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
二酸化炭素の添加 | 不要(ただし添加は効果的 |
最も一般的な有茎の水草の一つ。熱帯魚ショップでは五~十本の水上葉が板ナマリで束ねられで売られていることが多いが、水槽に植える際は、一本ずつ底床に植えること。これを怠ると、底床内で茎が腐ってしまうことがある。
ハイグロフィラ・ロザエネルヴィス
分布 | 改良品種 |
葉長 | 5cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
二酸化炭素の添加 | 不要(ただし添加は効果的) |
前種の改良品種である。現在、熱帯魚ショップで売られている水草には多くの改良品種が知られているが、本種は最も成功した改良品種と言えるだろう。斑入りの葉が赤く色づき、前種の改良品種とは思えないほど美しい。
ラージリーフ・ハイグロフィラ
分布 | アジア |
葉長 | 10cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
大型化するハイグロフィラの仲間の代表的水草。大きく立派な葉を密につけ、かなり背が高くなるので、本種の魅力を充分に楽しむには、水深が少なくとも四五cmはある水槽に植える必要がある。大型水槽に群生させると、素晴らしい水最が作れる。
ジャイアントハイグロフィラ
分布 | アジア |
葉長 | 4~5cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
茎が太く大型化するハイグロフイラの仲聞。茎がしっかりとしていて、よく根を張り、直立して成長して行くので、アクア・テラリウムなどに植えると、そのまま水面に頭を出し、成長して行く様子を楽しめる。
ツー・テンプル
分布 | アジア |
葉長 | 10~20cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | 不要(ただし添加は効果的) |
テープ状の葉が美しいハイグロフィラの仲間。底床添加肥料を使えば、二酸化炭素の添加をしなくとも美しく育てられるが、成長速度が早いため、トリミングをまめに行なう必要がある。かなり大型化するので、水深が45cm以上ある水槽で育てたい。
ウォーター・ウィステリア
分布 | アジア |
葉長 | 7~10cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
大型化するハイグロフイラの仲間。売られている草体が大きいものが多いのにもかかわらず価格が安いので、買い得感のある水草である。本種は、根から栄養分を多く吸収するタイプの水草なので、底床添加肥料の使用が効果的である。
ホワイト・ウィステリア
分布 | アジア |
葉長 | 7~10cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
前種の改良品種で、葉全体に白い斑が入る。本種を美しく育てるには、やや強めの照明と二酸化炭素の添加が大切で、これらを怠るとせっかくの白い斑が消失し、普通のウォーター・ウィステリアと見分けがつかなくなってしまう。
レッドリーフ・バコパ
分布 | アジア |
葉長 | 2.5~3cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
赤い水草の一般的な種類の一つ。どこの熱帯魚ショップでも入手できるが、二酸化炭素を添加しなければ、写真のように美しく育てることはまず不可能である。ただし、底床添加肥料を使い、二酸化炭素を毎日添加して育てれば、誰にも美しく育てられる。
バコパ・モンニエリ
分布 | アジア |
葉長 | 1~1.5cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
可愛い小さな卵型の葉をつける、一般的な有茎の水草である。本種の最大の特徴は、有茎の水草としては成長速度が緩やかなことで、そのためトリミングまでの期間が長くなり、美しさを維持する手間があまりかからないことである。
ウォーター・バコパ(バコバ・カロリニアーナ)
分布 | 北米 |
葉長 | 2~3cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
幅の広い大きな卯型の葉が美しい、バコパの仲間の丈夫な水草である。熱帯魚ショップで売られているものは大半が水上葉だが、茎の下部や葉の一部が溶けかかっているものは、水槽に植えてもそのまま枯れてしまうことがあるので、避けたほうが賢明だ。
イエロー・バコパ
分布 | 南米 |
葉長 | 2~3cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
育成が難しい大型のバコパの仲間である。幅広の大きな葉には、黄色みがかった広い葉脈が入り、とても美しい、この葉脈は、低光量下で育成すると薄れてしまう。上手に育てるには、二酸化炭素の添加は勿論だが、明るい照明と頻繁な水替え(週に3分の1)が効果的だ。
バコパ・ミリオフィロイデス
分布 | 南米 |
葉長 | 2~3cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
針のような葉が特徴の珍しいバコパの仲間。本種を美しく育てるには、二酸化炭素の添加は必ず行ないたい。また、本種は、二~一二本だと、葉のつき方のせいでとても貧弱に見えるため、少なくとも十本以上は群生させてほしい。
ウォーター・カーナミン
分布 | 南米 |
葉長 | 1~2cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性、軟水~中硬水 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
丈夫で育てやすいポピュラーな水草。二酸化炭素の添加なしでも育てられるが、美しい水中葉にするには、添加は行なった方がよい。水深の浅い水槽では、成長すると頭頂部を水面より突き出し、そのまま水上菓となって成長を続ける。照明はやや明るめがよい。
テンプル・プラント
分布 | アジア |
葉長 | 8~12cm |
水質 | 弱酸性~中性、軟水~弱硬水 |
二酸化炭素の添加 | 必ず添加 |
ハイグロフィラにとても似ている水草だが、本種のほうが葉幅が広く、葉柄(葉と茎をつなぐ棒状の部分)がずっと長いので、慣れれば簡単に区別がつく。栄養バランスが崩れると頭項部が白っぽくなりやすいので、水替えや液肥を適量入れることで改善する。
ミズヒマワリ
分布 | アメリカ |
葉長 | 5~8cm |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
二酸化炭素の添加 | なるべく添加 |
照明が明るく栄養分が多い水槽では、あっという間に水面から頭を突き出し、茎が太くしっかりとしているため、そのまま水上葉となって成長を続ける。葉は柔らかいため、水草をほとんど食害しない並プレコの幼魚などにも、葉を食べられ穴だらけにされてしまいやすい。