金魚 金魚はどこで買う?

金魚にくわしいお店や愛好会などで情報収集

飼いたい種類が決まったら、いよいよ金魚を買いに行きましょう。ただし、金魚を買う 前に水槽をセッティングしておく必要があるので、準備は忘れずに。「あとは金魚を入れるだけ!」という状況にしてから、金魚を手に入れるようにします。

熱帯魚店などのショップなど

管理の行き届いたショップを選ぶ

金魚は一部の特殊な品種をのぞけば、丈夫で飼いやすい観賞魚。しかし、飼育環境が悪かったり、病気の金魚が同じ水槽にいれば、病気になってしまいます。金魚選びでは、水槽を見て病気の金魚がいないかチェックするのが基本。病気の魚がいる水槽内の金魚は、買わないようにしましょう。また、水が白っぽく濁ったり、金魚が水面近くに上がって鼻上げしていたり、元気に泳いでいないお店は要注意です。店内も水槽内もきれいで、管理行き届いているお店を選びましょう。

品評会や愛好会

ランチュウや南京、地金、トサキンなどの高級な金魚は、一般のショップでは扱っていないことが多いようです。飼いたい品種が決まっているなら、愛好会に問い合わせてみるのもいいでしょう。愛好会は金魚の飼育や繁殖を楽しむ集まりなので、品評会や販売会などを主催しています。まずはそうした会で金魚を見るのがおすすめ。購入できるかどうか相談してみましょう。

ネットや通信販売

インターネットのホームページなど、金魚を通信販売で手に入れることも可能です。ショップや繁殖している愛好家などが、ネットでも金魚を販売しています。写真だけで選ばなければならないこと、買った金魚の輸送などのデメリットもありますが、近くに愛好会などがない場合は利用してみるのもいいでしょう。

金魚すくい
金魚すくい

昔から「金魚すくいの金魚は弱くてすぐ死んでしまう」といわれます。生まれて3、4が月の小さな金魚たちですし、輸送や金魚すくいで弱ってしまうことも多いからです。しかし、きちんとした水槽の設備で育てれば、立派に何年も生きた例がたくさんあります。金魚すくいで一番ポピュラーな小赤と呼ばれるワキンは、もともとは丈夫な種類の金魚。ワキンやデメキン、リュウキンなど、金魚すくいで家にやってきた金魚たちでも、きちんと世話してあげれば大丈夫です。

養魚場

金魚を繁殖して市場におろしている養魚場で、小売をしていることもあります。たくさんの金魚から選べて、飼育のアドバイスも向けるのがメリット。知っている養魚場があれば一般向けに小売しているかどうか、問い合わせてみるといいでしょう。

金魚を持ち帰る

急激な温度の変化と長時間の輸送は要注意!
金魚 持ち帰り

買った金魚を持ち帰るときは、運ぶ時間をなるべく短くして、金魚に負担をかけないようにしたいものです。酸素不足に注意して、振動や急激な温度変化を避けるようにして運びましょう。買った金魚はビニール袋に入れ、酸素を入れてしっかりと口を閉めて渡されます。水草を一緒に買うと、金魚とは別にして同じように袋詰めしてもらえるはず。これは、一緒に入れると移動中に水草で金魚が傷つくことがあるためです。小さなビニール袋は水温が変わりやすいので、直射日光が当たらないように、紙袋やダンボールに入れましょう。暗いほうが金魚も落ち着きます。1、2時間以内の移動なら、このまま運ぶだけでOKです。

金魚は振動に弱い

輸送中に強い振動を与えていると、持ち帰る間に金魚が弱ってしまいます。金魚に振動を伝えないよう、金魚を入れた荷物は手に持っていましょう。車や電車内では、床に置かないようにします。長時間運ぶ場合は、金魚の袋をアイスボックスや発泡スチロールの箱に入れ、急激に水温が変わるのを防ぎましょう。通信販売では、宅配便で金魚を送ることが多いでしょう。発泡スチロールの箱などで輸送されるのが一般的です。

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